手紙の続き(先生達へのメッセージ)先生達へのメッセージ 母の思いを書きました。 小学校では、クラス担任の先生と学習室の先生が 丸ごと受け止めて下さいましたので なんでも相談することができました。 確かに、中学校では学科ごとに先生が代り クラス担任の先生との関わりは小学校ほど密ではないかもしれないと 心配ではありました。でもそれは逆に たくさんの先生方に 関わっていただけるし、DAIのことを知って下さる先生が 増えることにもなると思っていました。 DAIのことを知って下さる先生が増えれば それだけ安心してDAIを託せると思っていました。 介助の先生方には言葉では言い尽くせないほど本当に感謝しています。 でも、クラスの中で DAIにだけ専属の先生がついてくださっていて DAIだけ特別扱いされていると子ども達が思っていないだろうか? 小学校でDAIのためにあれだけ一生懸命やってくれた子ども達が、 介助の先生がついて下さることで 自分たちにはもう関係のないことなんだと 思っていないだろうか? 障害があっても、みんなと同じクラスの仲間で 特別な子どもではないとみんなにわかって欲しい!と思っている私には、 介助の先生方に頼られている中学校の先生方が理解できませんでした。 私が学校に毎日いて DAIの様子を見ていることは常に授業を 観察していることと同じで 正直 先生方には煩わしいと思います。 子ども達にとっても母親が毎日学校にいることは 決していい影響はないとも思っています。 学校の中に親はいるべきではないと思っているからこそ 親の付き添いをなくすべきだと 何度も何度も教育委員会に 働きかけ訴え続けています。 私自身、学校に付き添うことは 精神的にも肉体的のもとても苦痛です。 でも、小学校の時は子ども達がそれを癒してくれました。 今、もし付き添いをせず何も見ることがなければ 相変わらず学校が大好きなDAIですので 小学校の時と変わらずみんなの中で 楽しく、みんなの中で当たり前に生活をしているものと思えただろうし、 先生方や子ども達に感謝感謝で卒業できたんだろうと思います。 先生方が 私を煩わしいと思われていると同じように 私も学校の日常を見なくて済むのならこんなに辛い思いをせずに済んだのに… と思います。 学習室の子ども達は しんどいと自分で言えない子がほとんどです。 お一人の先生で何とかなる子どもたちでもありません。 職員会議でどんなに訴えても気づかれない先生もおられるかもしれないし、 先生方がこの子たちを理解されたころには子ども達は卒業を 迎えているかもしれません。 それでも、この短い3年間は子ども達には貴重な時間… 特に障害のある子たちにとっては 関わりという部分で とても大切な3年間です。 地域の学校に通い 何も残らないまま卒業をするのではなく、 これからも友達と一緒に地域で生きて良いんだよ!応援団がこれだけいるよ! と思えるような3年間にしてやって欲しいと思います。 そのためにDAIは養護学校ではなく地域の中学校に来たのですから。 少なくとも学習室の子ども達は同じことを願っていると思います。 中学校は中学校のやり方があるでしょうし、 いつまでも 小学校を引きずっている私が間違っているかもしれません。 小学校と同じようにできないことも充分わかっています。 でも、どうしても先生方には 障害を持った子の親として思うこと 子どもたちの願いをお伝えしたくてお手紙を書きました。 子どもたちのことを よろしくお願いします。 伝えたいこと!!へ戻る タイムスリップ☆☆☆過去のブログから… TOPへ戻る ジャンル別一覧
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